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静かに起きている日本のボブ・ディラン現象

ニュース・時事 暮らし

静かに起きている日本のボブ・ディラン現象 

 
 

以下の報道記事はボブ・ディランについてのノ
ーベル文学賞受賞の発表からの経過を整理した
ような内容です。ノーベル文学賞受賞によって、
ボブ・ディランが日本の茶の間に入り込んでい
るということです。少し言い方を変えると、ノ
ーベル文学賞が広く深く日本の茶の間で楽しま
れていると言えないこともないですね。


幅広く関心を持たれて、アルバムなども飛躍的
に売れているようです。今まで知らなかった、
曲を聴いたことがなかったという人が関心を持
つようになったとも述べています。推測ですが、
すごい数の人が注目し始めたのではないでしょ
うか。耳から聞くノーベル文学賞作品というこ
とになるのかもしれません。


自作の詩で作曲も本人、周りの騒ぎを避けて我
が道で進んできたミュージシャンということで
す。実際、現在でも年間に約100回くらいライ
ブをしているという元気さ、しかも毎回新しい
ことをするという、どこか超人的な部分もある
ようです。


耳から聞くノーベル文学賞は初めてなので、ノ
ーベル賞のフアンも増えることでしょう。受賞
のニュースをきっかけに初めてボブ・ディラン
の何十年も前の曲にしびれている人などもいる
ことでしょう。いいことばかりで2017年が初ま
ったことにしましょう。
報道記事の配信は12月11日のものです。

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ボブ・ディラン あらためて知る、ノーベル賞詩人の素顔

NIKKEI STYLE 12/11(日) 7:47配信

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 ノーベル文学賞に選ばれながら、授賞式には先約があるとして「欠席」を表明したボブ・ディラン。授賞式では、ディランにあこがれてミュージシャンになった、愛弟子ともいえるパティ・スミスが歌い、その後の晩さん会ではディランからのメッセージも披露されるという。
 受賞した10月13日以降、2週間余りも沈黙を続けた際は「無礼で傲慢」などと報じられ、変人・奇人ぶりがクローズアップされた感もある。だが、受賞後に受けた英デイリー・テレグラフ紙のインタビューでは、素直に喜びを語っており、やはり本人も嬉しかったのは間違いなさそうだ。
 長年、彼とかかわってきたソニー・ミュージックの洋楽担当者である白木哲也氏も、「これまでもコメントは出さないのが普通だった」(以下同)と言う。過去の数多くの受賞や勲章も、時間さえ許せば出向いて受け取っているので、今回のノーベル賞授賞式も、出たかったのだが残念ながらの欠席、と受けとめるのがよさそうだ。
 そんなふうに、周囲の喧噪(けんそう)をよそに、我が道を行くのがディランというミュージシャンであり、そこが多くのファンを引きつける。

■歌詞のフレーズは、優れた“格言”のよう

 ノーベル賞受賞で初めてディランを知った人や、名前は知っているもののどんな人かよく知らないという方々のために、あらためて彼の歩みや素顔を振り返ってみよう。
 1962年にフォーク歌手としてデビュー。ベトナム戦争などで揺れる米国で、翌年に名曲『風に吹かれて』を発表。その後フォークからロックへ転換し、若者を中心に支持を受ける。職業作家によるラブソングが主流の時代に、政治や社会へのメッセージを打ち出した歌詞は革新的だった。ディランは「自ら歌いたい歌がなかったから」という理由で自分で曲を作り、それは時代が変わる瞬間を捉えたものだった。
 「歌詞のフレーズは、時に優れた“格言”のようでもあり、誰もが想像力を働かせ、自分に当てはめて、自分なりにいろいろな解釈ができる普遍的なもの。
 例えば、『いつもの朝に』では“きみの立場からすれば きみは正しい ぼくの立場からすれば ぼくは正しい”と歌い、『時代は変る』では“今の1位はあとでビリっかすになる 時代は変わりつつあるんだ”とも。そして、『ライク・ア・ローリング・ストーン』では“どんな気がする? 誰にも知られないってことは。転がる石のように…”と語りかけてくる。
 うまくいかなかったり、悩んだり、落ち込んだり、人生の中で何か壁を感じたり、そんな時、ディランが自分に向かって歌ってくれる。そして“グッとくる”。だからこそ、多くの人々が共感し、彼らの人生観を変えるほどの強烈なインパクトを残したのではないでしょうか」

■ライブでは、必ず最新型のディランを見せる

 66年7月にバイク事故に遭い、ツアー活動休止。74年にツアー復帰以降は、巨大ビジネス化した音楽産業への反動から小規模抜き打ちツアーを行ったり、「ゴスペル三部作」と呼ばれるキリスト教と深く関わるアルバムを出すなど、常に反体制の姿勢を漂わせてきた。
 88年にスタートした「ネヴァー・エンディング・ツアー」はあと2年で30年を迎える。75歳になった今も年間100近くの公演を重ね、累計ライブ数は世界中で2000回以上。2016年4月には通算8度目のツアーで来日している。このライブにも、ディランらしさが表れている。
 「毎回、必ず最新型のディランを見せつける。いつもその時の最新アルバムからの曲を中心に演奏し、お客さんに迎合した“グレーテスト・ヒッツ・ショー”は絶対にやらない。過去のヒット曲をやっても原型をとどめず、毎回全く違う姿になっていく。常に新しい道を進もうとしている姿勢、そこがディランらしさでもあり、これからも変わらないでしょう」
 こうしたディランの音楽や生き方は、多くのミュージシャンに影響を与えてきた。ジョン・レノンの作風を変え、ディランの『見張塔からずっと』をカバーしてヒットさせたジミ・ヘンドリックスや、ブルース・スプリングスティーン、日本では吉田拓郎らがフォロワーとなった。同じノーベル文学賞の有力候補と言われ続けている村上春樹の作品にも、ディランは登場してくる。
 彼はシンガーや作曲家であるだけでなく“詩人”であり、その多彩なサウンドと含蓄のある言葉で多くの人々の魂を揺さぶってきた。
 そして、「米国の伝統音楽にのせて、新たな詩の表現を創造した」という理由で、ノーベル賞を受賞する。音楽家としては初めての文学賞、という快挙である。

 
■初めて聴く世代からも大きな反響

 受賞のインパクトは大きく、ディランの動向が世界中のメディアで連日過剰なまでに報道される光景を目のあたりにして、彼の偉大さを初めて知ったという人も多かっただろう。
 ディランへの関心の高まりは、CDアルバムのセールスにも表れた。日本では、受賞の翌日には2万枚を超える注文が殺到。ベスト盤は軒並み品切れとなり、急きょ増産体制がとられた。
 12月7日には、オールタイム最新ベスト盤『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』が発売されたが、それまでのベスト盤に比べて4~5倍の売れ行きだ。代表曲35曲を収録した入門編としての内容に加え、わかりやすい日本版ブックレット(解説書)がついているため、今回の受賞で初めてディランを知った人や若い世代が手に取っているという。ノーベル賞効果で、ファンのすそ野も広がった。
 「ディラン本人は、間違いなく受賞を喜んでいるでしょうが、周りの騒ぎには『面倒だなあ』と嫌気がさしているのではないか。今回の受賞で、お茶の間にまで名前は浸透したと思いますし、これを機にさらに多くの方々に彼の“歌の力”を感じてほしいですね」
 『雨のバケツ』では“やらなきゃいけないことをやるだけさ だからうまくできるのさ”と歌ったディラン。その言葉通り、自分の信じた道を、ただ黙々と歩み続ける。その後ろ姿を追うフォロワーは、今後も増え続けるに違いない。
(ライター 山田真弓、日経エンタテインメント! 小川仁志

ボブ・ディラン あらためて知る、ノーベル賞詩人の素顔 NIKKEI STYLE12/11(日) 7:47
 
終りまでお読み頂き、ありがとうございました

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