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「愛国デモ」を振り返った中国ネット民

「愛国デモ」を振り返った中国ネット民
 
 
 
 
以下の報道記事は2012年の反日暴動の際にケ
ガをした人、ケガをさせた人の現在の状態を記
述しています。「愛国デモ」の犠牲者ではある
のですが、中国においては「愛国」の言葉が理
解されるのは難しい時期だったようです。


書いた人は前ページの2番目の記事の高野攸介
氏です。ニュースの元は中国メディアが国内で
報道したものからです。現在は中国人の意識が
当時よりははるかに多様化しているということ
です。


このニュースに関して中国ネット民の意見は冷
静に見るようにとの雰囲気のようです。現実の
状態をよく観察して、愛国や反日を考えた方が
いい。単純、短絡ではいけないと言いたいよう
です。


反日暴動の基礎には中国国内の日頃の反日教育
反日ドラマなどが影響していると思われ、国
内で広範囲に暴動が発生しました。その後は役
人の日本企業いじめもあり、今も静かに続いて
いると見た方がいいでしょう。


反日教育江沢民が始めました。今思うと、影
響力を長く持ちたくて「核心」と言われるよう
になりたかったのかもしれません。習近平国家
主席は自分から「核心」と名乗り、周りを認め
させるという手法を取ったようです。


その反日についての分野ですが、前ページのよ
うに政府の政策や発表や、官製メディアの記事
などを中国ネット民は「万能薬小日本」と呼ん
でいます。国内のことから日本のことへ目を逸
らす意図を見抜いているのですね。このブログ
もそこからの言葉を持ってきたのですが、よく
使います。


反日教育について過去のページを辿ると、以下
のようなものがあります。


2014年11月24日「中国、韓国の反日教育は条件反射になるまで徹底」
2015年3月29日「中国、韓国の案日教育は瞬時に反日感覚が出るまで」
2015年4月23日「なぜ中韓だけが反日なのか?中国の反日の始まりは」
などがなどがあります。


中国内の変化に期待してもいいのですが、中国
メディアが日本については捏造の限りを尽くし
ているようなので、富国強兵政策の下地に日本
敵視があるのは当分続くでしょう。


日本だけでなく、国際的にも中国警戒の雰囲気
が高まっているので、中国政権はピリピリして
くると思われます。あの「万能薬」は中国国内
では非常に効き目があり、無料なので来年もよ
く使われることでしょう。

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2012年の中国「反日暴動」で負傷した日本車オーナーは今どうなっているのか?

ZUU online 12/21(水) 6:40配信


2012年の反日暴動時、「日本車に乗っていたため」に暴徒に襲われ大けがを負った被害者と、懲役刑を受けた加害者の今を伝えるネットニュース(騰訊新聞)に、大きな反響があった。


中国人に「愛国とは何か」を考えさせる象徴的事例である。ユーザーコメントにはさまざまな意見が飛び交っている。4年前の言論風景とはどう変わったのだろう。

反日暴動の加害者のSとはどんな人物か?

2012年9月15日、日本の尖閣諸島国有化に伴う反日暴動は、陝西省西安市でも吹き荒れた。当時21歳だったSは憤怒の反日デモの隊列にいた。一方R氏は国内生産のトヨタ・カローラに乗っていて偶然、群衆と遭遇する。

車は群衆に包囲され、R氏は車外へ引き出された。そのとき興奮したSは、持っていた大型のU字鍵をR紙の頭に振り下ろした。Sの白いTシャツはR氏の赤い血に染まった。

Sの故郷は西安から420キロ離れた河南省南陽蒲山鎮である。節電のため厨房や倉庫には灯りを付けたことがなかった。18歳までそうした地方の貧しい家で暮らしたSは、子供のころいじめられっ子だった。14歳から建設現場のアルバイトに出た。日当は18元(約300円)だった。

Sの義理の兄は西安のペンキ職人になり、200元の日当を得ていた。それを聞いたSは西安へ引き付けられる。そして西安へ移り住んだSは、家に引きこもって激烈な戦争ゲームを好み、また抗日ドラマの戦闘シーンに興奮していたという。

翌2013年、有期徒刑10年の判決を受けた。「自己の感情をコントロールできず、過激な行為に走ってしまった。被害者を傷つけたことは深く後悔している」と供述している。Sの弁護士も彼の行為を、衝動的な暴発にすぎずない。愛国とは無関係だと評した。

■被害者のR氏のその後の経過

襲撃を受けたR氏の頭は不規則にへこんだ。病院では30~40針も縫った。あれから1542日、彼はまだ西安中心医院神経外科に入院したままである。

脳の損傷はR氏の右半身の機能を奪った。特に右の手のひらは収縮している。今も毎日2時間のリハビリが日課となっている。以前はフィットネスセンターでの鍛錬を欠かさなかった。とても頑健な体であった。

R氏はかつて大手電機工場の営業をしていたが、その後はタクシーの運転手に転じた。やがて中古車ブローカーへ経て独立し、中古車販売店を開業した。4~5人の従業員を雇い、さらに業容を拡大しようとしていたところだった。あの日は、結婚する息子の新居ために、夫婦揃って家具市場を物色した帰りであった。

事件の数日後、西安市公安は、西安中心医院へ係員を派遣した。R氏は係員に対し、私はSを憎む、Sの無知を憎む。トヨタカローラは早々に国産化している。なぜ殴られなければならないのかと語った。

■日本問題の専門家らの見解は?

北京大学国際関係学院の日本問題専門家は、民族主義には好ましい面ばかりではなく、暗部もある。Sの事件はこの暗部を浮き立たせた。愛国名義の犯罪である。極端な愛国情緒が、R家S家の双方を被害者にしてしまったと述べた。

4年前R氏を搬送した救急隊員K氏も取材に対し、彼ら加害者たちは愛国とは無関係だ。ただ怒りがあっただけであると答えた。

S家には裁判で命じられた賠償金を支払う能力はなかった。それに代わりR氏は今年8月、関係各部門から52万元の救済金を受け取っている。実はR氏夫妻も抗日ドラマはよく見ていた。内容に誇張のあることはわかっていたが、勝利の感覚を味わえるのは好きだった。
最後にに記事は以下のように結んでいる。

愛国とは、何もかも包含する幅広い言葉なのだろうか。R氏はそうではないという。一方でこう自問する。2日にわたった中国女子バレーチームの激戦(リオ五輪金メダル)を見て半日泣いたのは、愛国なのだろうか?そうではないのだろうか?

これに対しネットユーザーからコメントが殺到(3万4000件)した。

■議論は深まる方向へ

ネットニュース騰訊新聞から代表的なものを挙げてみる。

・愛国の名を借りて自分の不満を吐くな。
・長江三峡発電所の鋼材は日本からの輸入。中国身分証の中心技術も。日本製は高品質の代名詞。
・国はすべての日本車に制限をかけろ。
・国内生産でどれほどの雇用が生まれていると思う?愛国だけで飯が食えるか。
・世界は一体化している。日本の成果を中国が吸収するのはよくないことか?
・愛国は合法的に。暴力や排斥は人の心を寒くする。
・日本車を不買?では何を買う?ドイツ?アメリカ?みな西欧列強ではないか。

これでも4年前の日本たたき一色から見れば、意見は多様化した。日本を評価するコメントに対する反論は減少している。まだまだ時代遅れの感情的見解も多い。しかし議論は紆余曲折を重ねながら、正しい方向へ向かうのではないだろうか。そう信じたいものだ。(高野悠介、中国貿易コンサルタント

2012年の中国「反日暴動」で負傷した日本車オーナーは今どうなっているのか? ZUU online21日(水)6時40分
 

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