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<ロシア>肉卸値60%上昇…経済制裁報復が生活ジワリ直撃

<ロシア>肉卸値60%上昇…経済制裁報復が生活ジワリ直撃

毎日新聞 8月30日(土)23時39分配信

 【モスクワ真野森作】

ウクライナ情勢を巡る欧米の経済制裁への報復として、今月上旬から農水産物の輸入禁止措置を導入したロシアで、肉や魚が値上がりし市民の食卓への影響がじわじわと広がり始めている。

 

ロシア主導の経済共同体「関税同盟」に加盟する隣国のベラルーシカザフスタンを経由して規制品が流入するケースもあり、政府は「抜け穴封じ」にも躍起だ。

 露経済紙「コメルサント」によると、最も影響を受けているのはサハリン州で、鶏モモ肉の卸値が60%上昇。沿海地方でも一部の魚が40%値上がりし、首都から遠い極東地方で影響が大きいようだ。

 

モスクワでも加工前の豚肉が6%値上がりした。国民の声を受け付ける連邦社会院には、値上がりに関する陳情が26日時点で約200件届いている。

 ロシアのプーチン大統領は7日、報復措置として、米国や欧州連合(EU)など経済制裁発動国からの農産物の輸入を禁止する大統領令に署名。

 

昨年の統計では、ロシアの農水産物輸入のうち禁輸対象の欧米各国やカナダからは、豚肉の46%、鶏肉の54%、鮮魚の90%を占めた。

 

南米、中国、ベトナム、イランなどからの輸入拡大に努めているが、食品基準の適合など調整に手間取り、不足が生じているようだ。

 プーチン大統領は27日、関係閣僚を集めて政府会議を実施。ドボルコビッチ副首相は「南米諸国の業者は特に目先の利益重視のため、価格の急上昇が起きている」と報告した。

 ロシアにとってもう一つの悩みの種は、関税手続きを省略したベラルーシとカザフからの流入だ。20日には米国産の鶏肉20トンをカザフ国境で摘発。

 

ベラルーシ経由では、欧州産青果を、規制対象外のトルコやセルビア、アフリカ諸国の産品と偽装して輸入しようとしたケースが散発しているという。

 一方、ロシア国内の農水産業への影響を考慮して20日、種まき用のジャガイモ、タマネギ、サケの稚魚などの輸入制限が一部緩和された。

    (ヤフーニュース ヨーロッパからです)

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